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 KYOTO Cultural Festival は、現代社会に生きる我々にとって文化・芸術はどのような位置付けにあるか、

その中でも“その場・その時間”を複数の人々と共有することに特化した「劇場・舞台」という構造はどのような

影響力を持っているかを考え、より“血の通った”対話が生まれることを願ったフェスティバルとして 2022 年に

始ま りました。

 第 1 回目は 2022 年 8 月に kokoka 京都国際交流会館、第 2 回目は 2023 年 7 月に UrBANGUILD Kyoto で

開催しました。

 3 回目となる今回は THEATRE E9 KYOTO にて、多様なジャンル、そして今の時代を体現するアーティスト

5 組をお招きし、ダンスや芝居など様々な視点から“現代”を切り取ったショウをお届けします。

フェスにお集まりいただいた観客の皆さんと共に、この時代にとって表現とは、身体とは、音楽とは、舞台とは

何か、という問いに向き合う時間を、パフォーマンスを味わいながら作り上げていきます。

今年のテーマは「深いところから突き上げてくるあの、あの感覚とは」。

 言葉にならない、だからこそ共感し難い、あの、あの感覚に陥った事が、誰しも少なからずあるのではないで

しょうか。それは自らの深い深いところから突き上げてくるような、気付けば目から水分が流れている様な、

胸に じんわりとした感覚を覚える様な、今すぐ衝動的に動き出したくなる様な。 人それぞれ状況や体感は違えど、

“深いところから突き上げるあの感覚”に身に覚えがあるはずで。 (もしかするとそんな感覚、誰も身に覚えないかもしれないですが、)もしかするとそれは人間の脳や身体的特 性なのかもしれないし、ヒトはそれを“感動”と読んで

いるのかもしれない。

 最近、生きている中で簡単な“共感”が多いように思います。わかり易く理解するのに時間がかからない、説明や

答えを創り手があらかじめ用意したような創作物が重宝され、SNS では“いいね”と反応することが当たり前。

受け手の感受性に任せているものに触れる機会が少ない様に感じます。

そんな時にふと、自分自身の感性に耳を澄ましたいのです。感性の反対が理性だとすると、理性的に今一度なって、

取り巻く時間の速さに自覚的になり ながらも、完成と向き合い直すことをしたくなるのです。

これは私なりの“共感”に対しての問いかけなのかもしれないです。

一人ひとりが今一度、自らの感性に耳や目 や脳や内臓や色々を傾ける為の時間を設けようという試みなのかもしれません。

 10/6 の最終日、THEATRE E9 KYOTOでパフォーマンスを体感した後、夜は鴨川の河原に移動して、皆さんと

語らえたらと思い計画しています。お時間許す方は是非ご参加ください!また詳細・最新情報などは随時ウェブサイトなどに更新していきますので是非チェックしてみてください!

嘘か誠かわからない情報で溢れた“今”だからこそ、報道もSNSも介在しない人との繋がりや対話、その時その場所でしか味わえない体感を大切にしたいと私は考えます。

白黒なんて誰にもジャッジなんかできない。だからこそ、一人ひとりが客観性を持ち、目の前にある事を慎重に選択していかなければならない。 そして自分自身でジャッジした感覚に一人ひとりが今よりもっと自信と誇りを持って、それを互いにリスペクトしながらも、ぶつけ合ったり、共存したり、そんなコミュニケーションが生まれる時、

初めて創造的になれる と私は思います。

このフェスティバルは、時代を映す“答え”ではなく“過程”である事を大切にします。今を生きる人間が文化・芸術を通じて、それぞれの価値観について今一度本気で向き合い、より“血の通った”コミュニケーションが生まれる事を願っています。

SMILE 小倉笑

KYOTO Cultural Festival 2024

【日時】

2024年10月4日(金) - 6日(日)

上演スケジュール

①10/4(金)18:00~

ゴトウイズミ / Monochrome Circus

②10/5(土)13:00~

山下残 / SMILE


③10/5(土)18:00~

餓鬼の断食 / Monochrome Circus

④10/6(日)13:00~

餓鬼の断食 / SMILE

    (各回終演後にアフタートークを予定しています)

*各回上演順は未定

*受付開始は開演の45分前

開場は30分前

 

【会場】

THEATRE E9 KYOTO

〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9−1

https://askyoto.or.jp/e9

交通アクセス

◆JR 京都駅 八条口から徒歩約14分
◆東福寺駅から徒歩7分
◆京都市営地下鉄 九条駅から徒歩約11分
◆京都市バス16、84系統「河原町東寺道」より徒歩3分
◆京都市バス 16,202,207,208,84,88系統

「九条河原町」より徒歩6分

 


 

【TKCET】

全席自由席

 【一般】 

前売・予約:¥3,300 当日:¥3,800

 【U25】    

前売・予約:¥2,500 当日:¥3,000

【子ども】

小学生対象:無料(要予約)

 

【前売・予約限定】 

京都ウェルカム割、パフォーマー割:¥3,000

 4公演全部見チケット:¥11,000

 

※入場順は当日受付順

※小学生以下のお子様のご予約は人数・年齢をご予約時にお伝え下さい。

※6歳未満のご入場はご遠慮下さい。

※U25チケットは当日、年齢確認出来るものをお持ち下さい。

※前売限定京都ウェルカム割は京都市以外からお越しのお客様限定のチケットです。

当日住所が確認出来るものをお持ち下さい。

※前売限定パフォーマー割は、

様々なジャンルのパフォーマーに適用される割引チケットです。

◆ご予約 / Reservation◆

 

📧THEATRE E9 KYOTO ウェブサイトから

下記のリンクからお申込みください。

https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20241004

発売日:8/3(sat)10:00〜

☎︎お電話にて

お電話でのご予約も承っております。

ご不明な点などございましたら、

お気軽にご連絡くださいませ。

tel:090-2946-9313(小倉)

(午後12:00~午後23:00)

【出演者 / 上演作品】

◆Monochrome Circus

『HUSAIS

   

◆山下残 / Zan Yamashita

『詩の朗読』

◆ゴトウイズミ / IZUMI GOTO

『お葬式』

◆餓鬼の断食 / Gaki no danjiki

『Fusion,〈フュージョン、〉』

◆SMILE

『SUPER COMPLEX』

【STAFF】

舞台監督:下野優希

照明:渡川知彦

音響:林実菜

記録映像撮影:奥田ケン

記録写真撮影:武平トキヨ

スペシャルドキュメント:Nishi Junnosuke

フライヤーデザイン:yu

KYOTO Cultural Festivalテーマソング:

rye okamoto

サポートメンバー:

ワタナベモモコ、宇津木千穂、

福田有司、役者でない、

浪江二衣奈、中尾優里、他

舞台技術サポートメンバー:

加藤綺羅、大山瑞生、中村芽瑠、他

制作:小倉笑、八木志菜

【協力】

ヨムマチヤ、四之宮基貴

【提携】

THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

【助成】

京都府文化力チャレンジ補助事業

THEATRE E9 KYOTO U30創造支援事業

京都芸術センター制作支援事業

KYOTO EXPERIMENT 2024 フリンジ「More Experiments」

 

【主催】

SMILE

ARTISTS

◆Monochrome Circus 
上演作品:HUSAIS

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振付:エラ・ファトゥミ&エリック・ラムルー(仏)

演出:坂本公成+森裕子

出演:保井岳太、小倉笑

照明:渡川知彦

1990年結成。京都を拠点に国際的に活躍している。主宰、坂本公成。

作品は19ヶ国で上演されている。’99年に現ヴェルフォール国立振付センター芸術監督のファトゥミラムルーに『HUSAIS』の振付を渡される。

以来代々の若手のカンパニーメンバーが踊り継いできた。

HP:https://monochromecircus.com

​FB:https://www.facebook.com/MonochromeCircus

◆山下残 / Zan Yamashita
上演作品:詩の朗読

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出演:

石川はな、石原七海、可知瑞季、

蛭田絵里香、前川友萌香、松村寿々乃、

丸山るか、山瀬茉莉、渡辺帆南

楽曲:櫻井拓斗

山下残の初期の演出・振付作品、言葉と身体の出発点、1994年、当時パフォーマンスを立ち上げるため、毎週土曜日京大文学部控室(通称:ブンピカ)に私たちは好きな本を持ち寄り紹介し合った(近頃の言葉でビブリオバトル!)。

『詩の朗読』は一昨年コロナ渦で頓挫してしまった再クリエーションを経て、再再クリエーションを30年目の節目にて。豊岡から出演者を招いて上演する。

Instagram:@zan_yamashita

◆ゴトウイズミ / IZUMI GOTO
上演作品:お葬式

作・出演:ゴトウイズミ

ダンス振り付け:長与江里奈

美術:はと

​舞台型アコーディオン弾き語りと、シアトリカルを中心としたパフォーマー。

オーガナイズや MC、脚本 業などを展開しながら、広島で「音楽喫茶ヲルガン座」「ふらんす座」「廃墟ギャラリー」「鳩小屋」を主宰。本公演はゴトウのショー形式の一人舞台。「お葬式」は誰もが通る儀式だが、本当は自分の人生の終い方で最後の舞台。お葬式に纏わる エトセトラと共に、形式に捉われない自分らしいお葬式を 考えていく。

Photo:Kenichi Asano

HP:https://gotoizumi.webnode.jp/

Instagram:gotoizumi

◆餓鬼の断食 / Gaki no danjiki
上演作品:Fusion,〈フュージョン、〉

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構成・演出 :川村智基(餓鬼の断食)

出演:秋庭悠佑(大阪芸術大学)、川口隼弥、

玉越ゆうき、風雅ひかる子、

山下万希(ギムレットには早すぎる)

プロデューサー:堀綾花(餓鬼の断食)

美術:原良輔(演劇空間ロッカクナット)

照明プラン:大山瑞生

音響プラン:平野美羽(演劇空間ロッカクナット)

ドラマトゥルク:山田淳也(集団ばく)

2021 年に川村智基が旗揚げ。団体名の『餓鬼の断食』はことわざ。

意味は当然のことを、ことさらに言い立てて、人前をつくろうことのたとえ。スラングを多用したハイテンポな会話劇を通して、現代を生きる若者を丁寧に描く群像劇を得意とする。

本公演にあたる『vol.シリーズ』、既成戯曲を通して他ジャンルのアーティストとコラボレーションを行う『戯れシリーズ』、実験的な試みを行う『企みシリーズ』の3軸で活動を行う。

Photo:堺俊輔

HP:https://gakinodanjiki.jimdosite.com

公式X:@gekidan_gakidan

◆SMILE
上演作品:SUPER COMPLEX

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作・演出・振付 : 小倉笑

出演:後藤禎稀、菅一馬、藤田彩佳、

保井岳太、小倉笑

参考資料 :

「人生論ノート」著者 : 三木清、

映画「Modern Times」作:Charles Chaplin

2021年、パフォーマー/作家の小倉笑が立ち上げた、クリエイティブな団体。

メンバーはプロジェクト毎に異なり、それぞれの得意分野を駆使しながら、

より"刺さる" 作品創作、イベント、ワークショップなどの企画運営を試みている。

舞台作品『SMILE』(2021年、2022年)、『SUPER COMPLEX』(2024年)を発表。2022年よりKYOTO Cultural Festivalを主催。

Photo:堺俊輔

HP:https://smileemi.wixsite.com/smile

Instagram:@smile_kyotoculturalfestival

この催しは、京都市移住・定住事業の一環として行っています!

●京都市 定住・移住応援団HP
https://www.sumunaramiyako.city.kyoto.lg.jp/oendan/
●京都市文化芸術総合相談窓口KACCO
https://www.kyotoartsupport.com
​あなたがなぜ京都に住むのか

なぜ京都に住んでいるのか」をテーマに、KYOTO Cultural Festival に縁のある

京都市在住の方々を対象に行いました。

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